清瀬さくらんぼ歯科診療メニュー
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清瀬さくらんぼ歯科
〒204-0022
東京都清瀬市松山1-25-1
アイランドパレス1F-A
TEL:042-493-4618
歯周病で歯を失わないための3つの手法
歯が抜けていく!歯周病の怖さ
日本人の80%の方が歯周病だというデータがあります。
年齢を重ねた方に多く見られる重度の歯周病は歯ぐきが下がり、歯がグラグラとしてきてやがて抜けてしまう怖い病気です。
これは、年齢が原因でははく歯周病菌による歯槽骨が溶けてしまうことで歯が抜けるという病状による結果です。
今回は、歯周病で歯を失わないための3つの手法を紹介します。
※歯周病は症状によって対処方法や治療方法が変わります。歯ぐきから血が出る、口臭が気になる、歯ぐきが下がってきていると感じた方は早めに歯医者さんに行きましょう。
1.歯と歯の間と、歯ぐきの溝をしっかりケアする
歯周病は歯周病菌と言って、むし歯菌とはまた違ったものです。
歯周病にならないようにするには、
・歯と歯のすき間をしっかり磨く(むし歯予防にもなる)
・歯ぐきの溝も優しく掃除する(ブラッシング)
が重要です。大切なことは歯と歯の間に食べ物を残さないこと、歯ぐきの溝に食べカスなどを残さないことです。
特に歯ぐきの溝はデリケートで血が出やすかったり、傷が付きやすいので優しくブラッシングしましょう。
当院ではブラッシングの指導も行っております。正しい磨き方を覚えてケアしましょう。
歯ブラシは、やわらかめ・ふつうの硬さを推奨します。
毛の先がシュッと細いものが良いでしょう。
硬い歯ブラシでガシガシ磨くのは爽快で気持ちがいいですが、歯磨きは表面よりも歯と歯の間、歯ぐきの溝をお掃除することのほうが重要です。特に下の前歯の裏は唾液がでる場所のすぐ前ですから歯垢や歯石が溜まりやすい場所です。
優しくしっかり磨くことを心がけてください。
2.フロス(糸ようじ)を使う
歯周病の予防にはブラッシングと程よいマッサージが効果的です。
特にフロス(糸ようじ)は、歯や歯ぐきのゴミを取り除けると共にマッサージ効果も期待できます。
奥歯などの歯と歯の間の磨きにくい箇所はフロスが効果的です。100円均一などにも売っていますので、是非活用をお勧めします。
当院ではフロスの使い方も指導しております。慣れないと歯や歯ぐきを傷つけてしまう原因になりますので、お気軽にご相談下さい。
3.寝る前の歯周病予防のうがい薬や液体洗口液などを使う
歯周病菌は夜、寝ているときに活発になります。ですので寝る前に医薬部外品ではありますが歯周炎予防の洗口液も効果的だと思います。
もちろん歯周病を倒すものではありませんが、日々のケアを考えるとお薦めしたいものでもあります。
歯周病は放っておくと、どんどん悪くなりますし、イラストの歯槽骨(しそうこつ)を溶かし、歯ぐきが下がり、いずれ歯槽骨や歯ぐきが歯を支えられなくなって歯が抜けてしまう怖い病気です。
テレビの番組で、歯周病になった歯でも残せるというような番組もありましたが、それはよっぽど番組的に作られている内容で、こうなってしまうとさすがに歯医者さんも抜かざるを得ないのです。
患者さんにとっても、歯医者さんにとっても、なるべく歯は抜きたくないですし、大事に使って欲しいものです。
その為にも日々のケアを怠らず、しっかりとブラッシングをしましょう。